近年は、環境に対する意識が高まり、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)など環境に優しい車も増えてきました。
けれど、EVやFCVは、車種数はまだまだ少ないです。
さらにこのクラスは、車そのものよりも、インフラにまだまだ問題点があります。
このように普通のガソリンエンジン車よりも、日常的に使うには気を遣うEVやFCVを今、買う意味は何なのでしょうか?
『EVやFCVを今、購入する意味とは?』についてお話ししますね。
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EVやFCVは、まだまだインフラに問題がある
EVやFCVは、車種数が少なく、乗用車に限れば
・リーフ(日産)
・i-MiEV(三菱)
・ミライ(トヨタ)
の3台しかありません。
ただ、このクラスは、車そのものよりもインフラに問題があります。
EVは、航続距離が長い仕様のリーフでも280kmしか走行できません。
しかもこの数値はカタログ値なので、実際にはアクセルの踏み方やエアコン&ヒーターの使い方によって、どんどん短くなってしまいます。
それでも、買い物や通勤くらいの日常的な使い方なら何の問題もなく、充電スポットの数もかなり増えているので、遠出するのもそれほど心配することはありません、
ただし、電気自動車は、充電に時間がかかり、急速充電を使用しても30分はかかってしまうので、どこに行くにもある程度の時間的余裕が必要になってきます。
FCVは、航続距離も長く、燃料の水素を補給する時間もガソリン車くらい短いというメリットがあります。
ミライ(トヨタ)なら、1回の水素燃料の満充填で、カタログ上は650km走ることができます。(実際の走行可能距離は、400kmくらいです)
一方でFCVは、燃料を充填できる水素ステーションの数が極端に少なく、営業時間も短いという、最大のデメリットがあります。
なので、出かける前に、水素ステーションの位置を把握し、営業時間内に燃料を充填できるように、距離や時間をあらかじめ予定しておく必要があるんです。
予定を組み、その通りに走る必要があるというのは、かなりのストレスですよね。
このようにEVやFCVは、車そのものよりもインフラ関係に問題があるんです。
EVやFCVに乗る人は、環境問題を考えている人か、先見性がある人
では、インフラに問題のあるEVやFCVを、今、購入する意味とは何なのでしょうか?
EVやFCVを購入する人は、先進的なものが大好きか、環境問題を真剣に考えている人が多いです。
インフラ問題という障害を乗り越えてでも購入するということは、未来を見据えた「先見性」を持っているということなんでしょうね。
車の購入を考えている人は、これからの未来を考えて、EVやFCVも候補に入れていてみてはいかがでしょうか。
カテゴリ:車のおもしろい豆知識