車のカタログやサイトには、カタログ燃費(JC08モード燃費)が書かれています。
けれど、カタログ燃費と実燃費に差があるのは、ドライバーにとって「常識」となっています。
そこでこれまでに、「JC08モード燃費があてにならない理由」や、燃費を良くする「省燃費運転テクニック」についてお話ししました。
※燃費測定は、燃費スペシャルカーと低燃費運転のプロドライバーの影響が大きい
⇒実燃費との差が大きいJC08モード燃費が、あてにならない理由とは?
※燃費不正問題で揺れた三菱自動車が、カタログ燃費達成率が一番よい
⇒JC08モード燃費達成率ランキング&メーカー別カタログ燃費の達成率
※燃費向上には速度は出しすぎない
※遅すぎる加速は、かえって燃費を悪化させます
⇒寒さを少し我慢して燃費UP。ハイブリッドカーはブレーキが燃費に影響|車の省燃費運転テクニック2
今回は、『車の燃費を悪化させる運転』についてお話ししますね。
ちょっとのことでも、かなり燃料をムダにしているので、燃費を良くしたい人は気をつけてくださいね。
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目次
駐停車のとき、不要なアイドリングはしない|車の燃費を悪化させる運転
荷物を下ろすときや、人を待っているときに、エンジンを止めずにアイドリングしている人は多いです。
けれど、思った以上に駐停車時のアイドリングは、ガソリンを消費するんです。
駐停車時に10分間アイドリングする(ニュートラルレンジ、エアコンOFFの場合)と、約130ccの燃料を消費します。
1時間では約780cc、1時間半だと1170ccもガソリンを消費してしまうんです。
駐停車しているときは、こまめにエンジンを止めてくださいね。
急発進は燃料をムダに|車の燃費を悪化させる運転
急発進も燃費をかなり悪化させてしまいます。
JAFなどのデータによれば、急発進を1日10回行うと、170ccもガソリンをムダにするそうです。
1ヶ月あたりでは、約5Lもガソリンを余分に使うことになってしまうんです。
遅すぎる加速も燃費を悪化させますが、急発進も燃費を悪化させるので、急発進は行わないでくださいね。
不要な荷物は積みっぱなしにしない|車の燃費を悪化させる運転
不要な荷物のつみっぱなしは、ついついやってしまいがちです。
車が重くなるほど、加速時の抵抗が大きくなったり、加速感覚が変わるのでアクセルを強く踏み込みやすくなったりと、燃費に悪影響なことがたくさん起こります。
約30kgの荷物を積みっぱなしした状態で1ヶ月1000km走行すると、約1Lも燃料をムダに消費してしてしまうんです。
車に積んでおく荷物は、必要最低限にして、使わないものは降ろしてくださいね。
こまめなメンテナンスを怠らない|車の燃費を悪化させる運転
点火プラグの不良や、エンジンオイルの不足・劣化によるエンジン内部の振動増加などは、燃費を悪化させます。
また、タイヤの空気圧がたりないのも、燃費を悪化させる原因になります。
どれだけ省燃費運転を行っても、基本的なメンテナンスを怠ると、十分な効果を得ることはできません。
燃費を良くするために、こまめに愛車のメンテナンスを行ってくださいね。
ちょっとしたことでも、燃料は大きくムダになってしまいます。
環境のためにも、自分のお財布のためにも、省燃費運転を心がけてくださいね。
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