近年は、環境意識が高い人が増え、燃費を気にする人が増えました。
燃費が良くなれば、環境にもお財布にも優しいですもんね。
そこでこれまでに、燃費を良くする「省燃費運転テクニック」や「燃費を悪化させる運転」などについてお話ししました。
※燃費向上には速度は出しすぎない
※遅すぎる加速は、かえって燃費を悪化させます
⇒寒さを少し我慢して燃費UP。ハイブリッドカーはブレーキが燃費に影響|車の省燃費運転テクニック2
※駐車時のアイドリングは、かなりガソリンを消費します
今回は、『車の燃費にまつわる疑問』についてお話ししますね。
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車載燃料計は、どんな仕組みになっているの?
最近は、車載燃料計を搭載している車が多くなりました。
この車載燃料計は、「燃料噴射装置から噴射された燃料の量」と、「車速センサーから拾った走行距離」のデータを使い、平均燃費を算出しています。
瞬間燃費は、この数値を数秒ごとに表示しています。
この車載燃料計の信頼性は、
スバルは「実燃費に対して5%以内に収まるようにしている」とのことで、他社もほぼ同様。燃料噴射の量は排ガス規制にも関係することなので、その精度は高いのだ。
(引用元:ベストカー)
と、かなり高いんですよ。
ディーゼル車の燃費が良いのはなぜ?
ディーゼル車は、ガソリン車より燃費が良いです。
なぜ燃費が良いかというと、ガソリンエンジンよりディーゼルエンジンの方が、熱効率が良いからなんです。
「ガソリンエンジンは圧縮した混合気にスパークプラグで火をつけますが、ディーゼルエンジンは圧縮して高温になった空気に噴射ノズルから燃料が出た瞬間に燃焼が始まります。
変なたとえですが塩水を考えてみてください。ガソリンエンジンは水に塩を入れてかき混ぜ、きれいに混合させる必要があるけど、ディーゼルエンジンは真水に塩をポトンと入れるだけでいいというイメージ。空燃比がどんなに薄くても安定した燃焼が可能です。しかも燃料の量で出力が決まりますから、空気絞り弁(スロットル)が必要なく、部分負荷領域でもポンピングロスがありません。このあたりが、ディーゼルが“熱効率がいい”という理屈の中核。それで車両に積んだ時の燃費もよくなるわけです」
(引用元:ベストカー)
近年は、クリーンディーゼルエンジンの登場で、ディーゼルエンジンが見直されています。
排ガスがもっとキレイになったら、さらにディーゼルエンジンの人気が出てきそうですね。
アイドリングストップの効果はどのくらいある?
燃費を良くする機能といえば、アイドリングストップがあります。
このアイドリングストップの効果は以外に高く、かなり燃費が良くなるんです。
カー雑誌『ベストカー』が、ハスラー(スズキ)で同じコースを走り、アイドリングストップをONとOFFで燃費を比べたときは、
・アイドリングストップあり:16.4km/L
・アイドリングストップなし:11.4km/L
と思いっきり差がついたんです。(5.3kmのコースで9回信号待ちがあった)
アイドリングストップは、予想以上に効果があるんです。
これだけ差が出るというのは驚きですよね。
世界のガソリン価格は?
燃費が気になる人は、ガソリン価格も気になりますよね。
そこで、世界のガソリン価格を紹介しますね。(2016年5月現在。1Lあたりの価格。1ドル109円で換算)
その結果が、以下の表です。
これをみると、中東の石油産油国はガソリンが安くてうらやましいですが、一方で、欧州などはかなり高くてびっくりしますね。
日本は、ガソリンの約半分が税金ですが、それでも世界をみると中間くらいの価格なんです。
クエート | 24.0円 |
サウジアラビア | 26.2円 |
イラン | 43.6円 |
マレーシア | 45.8円 |
ロシア | 61.0円 |
インドネシア | 63.2円 |
イラク | 69.8円 |
アメリカ | 70.9円 |
台湾 | 79.6円 |
チュニジア | 82.8円 |
メキシコ | 83.9円 |
ケニヤ | 92.7円 |
タイ | 99.2円 |
中国 | 101.4円 |
インド | 105.7円 |
日本 | 114.5円 |
ブラジル | 114.5円 |
韓国 | 128.6円 |
キューバ | 148.2円 |
ドイツ | 161.3円 |
フランス | 162.4円 |
トルコ | 165.7円 |
イギリス | 171.1円 |
イスラエル | 172.2円 |
香港 | 201.7円 |
(引用元:ベストカー)
カテゴリ:車のおもしろい豆知識