新車を購入するときは、営業マンと商談を行い、値引き交渉を行います。
しかし、無理な交渉を行うと営業マンに嫌われてしまい、好条件が出ないこともあります。
営業マンとは、良好な関係を築きながらも、好条件を引き出して、お得に新車を購入することがベストです。
そこで、『新車を購入するときのNG交渉方法と注意点』についてお話ししますね。
商談のときの参考にしてくださいね。
ちなみに、これまでにお得に新車を購入するための「商談の基本」についてお話ししました。
こちらもぜひ参考にしてくださいね。
※新車の購入は商談前の情報収集がとても重要
⇒安くお得に車を買うには事前の情報収集が大事|新車購入の基本
※初回交渉は、販売時期で臨機応変に
⇒商戦期の車購入は短期決戦で。通常期の初回交渉は様子見|新車購入の基本2
※最終交渉・契約でダメ押しの条件提示を
⇒最終交渉はポイントを決めて攻める。納車は入念に確認を|新車購入の基本3
※欲しい車種に合わせて、競合を行おう
⇒ディーラーのタイプ別傾向と対策。競合のパターンは3つ|新車購入の基本4
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目次
新車購入の商談で、やってはいけない2つのNG交渉
1.第三者を商談に同席させない
新車購入の商談に、「自称・新車販売事情通」の友人を同席させるのはNGです。
営業マンは、商談に第三者がくると、本人の意思だけで購入を決定できないと判断します。
すると、契約までに時間が掛かると思ってしまい、逆に値引きを控えてしまうんです。
知人の商談例を、自分の商談に持ち込むことも良くないです。
商談は、自分だけ、もしくは、家族だけの同席で行ってくださいね。
2.無理な値引き交渉は厳禁
新車購入の交渉で、自分の主張ばかりして値引きを極限まで引き出せた場合、金銭的には成功したとしても、その商談は失敗したといえます。
なぜならば、営業マンにかなり悪い印象を与えてしまったからです。
車を購入した後も、購入した販売店とは定期点検などで付き合いは続きます。
営業マンは、多くの顧客を抱えているため、当然ながら優先順位を付けています。
本来、点検時の自宅への納車・引き取りなどはお金がかかりますが、それを営業マンが自らすることで無料になることもあります。
また、定期点検費用などを値引きしてくれることもあります。
そのようなことを考えると、商談では営業マンには好印象を与えておく方が得策です。
車雑誌などのバイヤーズガイド本を持ち込んだ商談も、営業マンからの印象はよくないのでやめたほうがいいです。
営業マンも人間です。
お互い気持ちよく交渉して、契約につなげて下さいね。
販促キャンペーンは値引きではない。値引き交渉をしっかり行おう
キャッシュバックや用品サービスなどは、増販期によく行われる販促キャンペーンです。
営業マンの中には、「キャンペーンでキャッシュバックしているので…」などと、値引きアップを抑えてくることもあります。
しかし、促進キャンペーンの多くは、メーカーからの支援で行われています。
しかも、そのときに契約すれば、誰でも受けられるものです。
販売店の負担は、極端にきついものではないので「販促キャンペーンは値引きじゃないと」と受け流し、きっちり通常通りの値引き交渉をしてください。
キャンペーンは、得した気分が優先してしまうので、注意して交渉してくださいね。
チラシ特価車は客寄せパンダ的存在
「カーナビがついて20万円お得」などとチラシに載っていると、「これはお買い得」と思ってしまいますよね。
しかし、チラシ特価車に装着されているカーナビは汎用品のことが多く、仕入れ価格は不明なことが多いです。
そのため、本当にお得なのかはっきりしなません。
販売店も、チラシの特価車は“客寄せパンダ”として考えているので、メインで販売しようという気持ちはないのです。
ベースグレードも極端に低いこと多いです。
なので、希望のグレードを引き合いに出して、「チラシのようなサービスはできませんか」と交渉してみてください。
チラシ特価車の多くは後つけ用品ばかりなので、論理的には近いモデルを作ることは可能です。
「チラシを見てきたのですが・・」などと、販売店の思惑にのったふりをして、商談をするのが有効的ですよ。
在庫車は売れ残りだけでなく、納期を短くする意味合いも
在庫車というと、悪い印象を感じてしまいがちです。
しかし、在庫車とは、販売会社が売れる見込みをつけて先行オーダーし、ストックヤードに置いておく車のことです。
これは納期を早めるための措置なので、決して売れ残りというわけではありません。
在庫車は、売れ筋モデルの人気グレードで、人気カラー、装着率の高いメーカーオプションを装着してあるものがほとんどです。
ホンダでは、在庫車の販売が大原則なので、同型車のオーダー車と在庫車では、値引きに差が出るといわれています。
日産なども在庫車を持つ傾向が強いですが、トヨタは在庫車を極力持たない傾向にあります。
納期までに時間をかけたくない人は、在庫車を狙うのがおすすめですよ。
このように、新車を購入するときは、気をつけたいことがたくさんあります。
少しでもお得に購入するために、参考にしてくださいね。